乾燥肌と乾皮症|江東区東砂の皮膚科 まるやま皮膚科クリニック

皮膚科、アレルギー科

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乾燥肌(乾皮症・皮脂欠乏症)

乾燥肌(乾皮症・皮脂欠乏症)とは

乾燥肌とは、皮膚が本来含有している脂質や水分が減少して、乾燥した状態のことを言い、肌がカサカサで粉をふいたような状態になります。一般的な乾燥肌の程度を越えて、さらに乾燥が酷くなると病的な状態、すなわち乾皮症となり、皮膚の柔軟性が失われてゴワゴワしたり、ひび割れたり、皮がむけたりします。乾皮症まで進展すると、かゆみを伴うことが多く、痒い部分を引っ掻いてしまうことによって、皮膚の炎症が惹起されて湿疹を生じるようになります。かゆみによる掻破が強く、皮膚に深い傷を生じるようになると、そこから二次的な細菌感染を引き起こすこともあります。
高齢者の方は加齢に伴って皮膚の保湿機能が減少し、皮膚の水分と脂分が減少することで、皮膚が固くなったり、皮がむけたりひび割れを発症したりしやすくなり、この状態を老人性乾皮症と言います。

乾燥肌・乾皮症の原因

乾燥肌、乾皮症、老人性乾皮症の原因は、皮膚の一番外側にある角質の水分保持機能が低下することが原因です。角質には体内の水分が蒸発することを防ぐ役割があり、その機能が低下すると水分が蒸発しやすく皮膚が乾燥することに繋がります。角質機能の低下は、加齢による変化だけでなく、栄養の偏り、微量元素の欠乏、寝不足、喫煙など生活習慣の乱れが原因となる場合もあります。

乾燥肌・乾皮症の症状

  • 乾燥肌の状態では洗顔や入浴後に肌のつっぱりを感じるようになり、肌がカサカサして粉をふいたようになります。
  • 乾皮症の状態に進むと、皮膚がガサガサと硬くなり、ひび割れ、皮膚の炎症や湿疹を発症して、かゆみを伴うことが多くなります。
  • 体の中でも乾燥しやすい部位として、肘、膝、かかと、足の裏などがあげられます。また唇やその周囲も乾燥しやすい部位です。

乾燥肌・乾皮症の治療

  • 乾燥肌・乾皮症の治療の基本は保湿剤を使用して皮膚を乾燥させないことです。
    症状が進行し炎症を発症しかゆみなどが強い場合は、ステロイド外用薬を使用します。

乾燥肌と乾皮症の日常生活上での注意

  • 空気が乾燥すると皮膚の乾燥も悪化します。気温の低下も皮膚の末梢循環を低下させて皮膚の乾燥を助長します。乾燥し気温も下がる冬季は、皮膚の乾燥に注意していただき、エアコンや加湿器を使用して室内の気温や湿度を適正な状態に保つようにしてください。
  • 入浴時の注意としては、熱すぎるお湯の使用や頻繁な入浴によって皮膚の脂質が洗い流されて皮膚の乾燥を促進してしまいます。毎日入浴する場合でも、石鹸の使用は1日おきにする、入浴時間をあまり長くしない、浴槽の水温は40℃以下のぬるめを心掛けるなど、皮膚の健康に配慮した入浴習慣を守るようにしてください。
  • 入浴して身体を洗う際には、洗浄力が強すぎるボディーソープなどの使用は控え、肌への刺激が少ない石ケンや洗浄剤を使うようにしましょう。また、ブラシやナイロンタオルの使用は避け、やわらかい木綿のタオルでよく泡立てた石ケン・洗浄剤を用いて肌への刺激が少なくなるように優しく洗うよう工夫してください。
  • 乾皮症では、患部を掻いてしまうと症状が悪化します。アルコールには、かゆみを誘発する作用がありますので、飲む頻度や量が多くなりすぎないように注意が必要です。
  • 食物では、辛い食べ物や熱い食品もかゆみを誘発することがあります。かゆみの出やすい状態にあるときは、これらの食品を避けることも効果的です。着用する衣類もチクチクと刺激を感じるような繊維製品を避けて、肌触りのよい物を着用するようにしてください。