江東区東砂の皮膚科|まるやま皮膚科クリニック

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東京都江東区東砂7-19-13
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しみ

シミの種類と治療法

老人性色素斑
<老人性色素斑の特徴>

老人性色素斑とは、「老人」と言う名がつく通り、40代頃からの加齢により出現するしシミのことを言います。「日光性色素斑」とも呼ばれており、日光(紫外線)を浴びることが原因で出来てしまうシミです。
日光(紫外線)が皮膚に当たると、皮膚への刺激を守ろうと黒い色素である「メラニン」が増えていき、このメラニンが蓄積されることでシミが発症します。
本来皮膚は新陳代謝により新しい細胞へと生まれ変わるため、一時的にメラニンが生成されてもターンオーバーにより排出されますが、加齢などによりターンオーバーが滞ってしまうことから40代頃からシミが目立ちやすくなってしまうのです。紫外線を浴びる機会の多い若い方でも出現することがあります。

〈治療内容・費用〉
レーザー照射:長径3㎜以下 3,300円~(大きさ,個数等による)
その他に診察料(初診1,320円・再診880円)
    お薬代 600円
    保護テープ(1袋110円),保護フィルム(1巻1,200円より)     コンシーラー(1本2,100円)などの諸費用がかかります
〈治療期間〉
1回 約2週間,トータルの施術回数 1~3回
(肌質,個数,範囲等により異なります)

〈考えらえる副作用・リスク〉
色素増強,色素脱失,紅斑,内出血など

<老人性色素斑の治療>

当院ではQスイッチレーザーを使用し老人性色素斑の治療を行います。皮膚の異常メラニンだけに反応し吸収されやすいレーザーを丁寧に照射することで、徐々に老人性色素斑の色を薄くしていくことが可能です。レーザーを照射することでかさぶたが生じ、1週間~2週間程度で自然とかさぶたが剥がれ落ちていきます。メラニンを熱破壊させるため輪ゴムではじかれたような痛みを伴う場合があります。施術後2週間は薬を塗り、保護テープをつけての生活になります。保護テープを貼るのがどうしても難しい方は3日目までは保護テープを貼っていただき4日目から専用のコンシーラー(SPF50 HQ1%3,850円)をおすすめしています。

<老人性色素斑治療の回数と料金> ※保険適用外です

老人性色素斑の場合は、シミの原因となるメラニン細胞と表皮細胞を破壊することで健康な肌へ改善することが出来るため、1回~3回の治療でほとんど消すことが可能です。シミの進行具合などで1回以上施術が必要な場合は事前にお伝えしますのでご安心ください。自由診療となるため保険適用外となりますが、長径3㎜以下3,300円~で施術いただけます。

<老人性色素斑治療の副作用とダウンタイム>

レーザー照射後かさぶたが生じ、1週間~2週間程度で自然とかさぶたが剥がれ落ち新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。炎症後色素沈着を予防するため外用薬などを使用してアフターケアを行います。

<老人性色素斑治療の施術後の注意>

レーザー照射後は色素沈着を起こす場合があります。刺激を与えてしまうと炎症を起こし色素沈着を悪化させてしまう原因となりますので、触ったり擦ったりは避けるようにしましょう。また紫外線などの刺激を避けることも大切です。外用薬や内用薬などを使用してシミの再発防止を心がけるようにしましょう。

雀卵斑(そばかす)
<雀卵斑(そばかす)の特徴>

雀卵斑(じゃくらんはん)は、そばかすのことを言います。雀卵斑は、顔の中心や頬によく見られる直径数ミリの不規則な形をした淡褐色の色素斑です。
幼児期(5~6歳)に発症し、年齢を重ねるにつれて数が増えたり色が濃くなったりすることが特徴です。雀卵斑が発生する原因には遺伝の可能性が高いとされておりますが、夏に悪化する傾向があるため紫外線による影響も考えられております。

〈治療内容・費用〉
10個以下 11,000円~(範囲や個数による)
その他に診察料(初診1,320円・再診880円)
    お薬代 600円
    保護テープ(1袋110円),保護フィルム(1巻1,200円より)
    コンシーラー(1本2,100円)などの諸費用がかかります

〈治療期間〉
約2週間 施術回数1~2回 (範囲や個数により異なります)

〈考えられる副作用・リスク〉
色素増強,色素脱失,紅斑,内出血など

<雀卵斑(そばかす)の治療>

当院ではQスイッチレーザーを使用し雀卵斑の治療を行います。皮膚の異常メラニンだけに反応し吸収されやすいレーザーを丁寧に照射することで、雀卵斑の色を薄くし減らしていくことが可能です。

<雀卵斑(そばかす)治療の回数と料金> ※保険適用外です

雀卵斑へ効果的な出力エネルギーのレーザーを照射することで、そばかすの原因となるメラニンを過剰に蓄積した原因細胞のみ熱破壊することができます。レーザー照射により熱破壊されるためほぼ1回の照射で効果を得ることが出来ます。自由診療となるため保険適用外となりますが、11,000円~で施術いただけます。

<雀卵斑(そばかす)治療の副作用とダウンタイム>

レーザー照射直後は当てた箇所が濃い色に目立ちますが、その後かさぶたが生じ、1週間~10日程度で自然とかさぶたが剥がれ落ちていきます。剥がれ落ちた部分が薄いピンク色になり少しずつ目立たなくなってきます。

<雀卵斑(そばかす)の施術後の注意>

雀卵斑は遺伝性や体質的な理由、そして紫外線を浴びることで再発や新たに出現する可能性がないとは言い切れません。レーザー照射後もビタミンCなどの内服薬や美白剤などのスキンケア外用薬を使用したり、紫外線対策をしっかり行うなど再発予防を維持することが大切です。

肝斑(かんぱん)
<肝斑の特徴>

肝斑(かんぱん)とは、左右対称に同じ大きさや形で両頬やあご、鼻の下などに現れる薄茶色の色素班のことを言います。紫外線や加齢が原因となる一般的なしみとは異なり、妊娠や出産など女性ホルモンのバランスによる皮膚へのメラニン沈着によるもので境界がはっきりせずぼやけた形で出現することが特徴です。

<肝斑の治療>

前途の通り、肝斑は女性ホルモンのバランスにより出現するため、レーザー治療を行うことで再発したり逆に悪化してしまうケースもあります。しっかり見極めた上で治療を行うことが大切です。トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬、ハイドロキノンやビタミンCなどの外用薬は市販の薬より効果が出やすく改善を期待できます。

<肝斑治療> ※化粧品は保険適用外です

トラネキサム酸の内服は、早ければ4~5週間頃から効果が現れ始め、2ヶ月程度で肝斑の改善が見られます。服用頻度が高いほど早い効果が期待できますが、まれに食欲不振や嘔吐、下痢などの副作用が出ることがあります。
肝斑に効果の期待できる化粧品として,ハイドロキノン,トラネキサム酸,レチノール,アスコルビン酸などを配合した製品もございます。

<肝斑治療の副作用とダウンタイム>

大きな副作用やダウンタイムは通常ありませんが、治療中であっても紫外線に曝露したり,外的な刺激を加えたりすると肝斑が濃くなってしまうことがあります。治療中は紫外線や外的刺激への対策を念入りに行うことが大切です。

<肝斑治療の施術後の注意>

肝斑は一度改善しても日々のメイクや洗顔などの刺激を受けることで再発の恐れがあります。そのためその後のメンテナンスが非常に重要です。最小量のトラネキサム酸を内服し続けることも有効ですが、日々の紫外線対策や保湿、肌に出来るだけ刺激を与えないようにするなどの対策を行いましょう。

炎症後色素沈着
<炎症後色素沈着の特徴>

炎症後色素沈着とは、皮膚に外傷などのダメージを受けた際、強い炎症が起こり一時的に色素細胞が活性化されることにより茶褐色のしみのような色素沈着が出来てしまうものです。ヘアアイロンなどによる火傷後に起こることが多くありますが、レーザー治療後などに戻りしみといった形で出現する場合もあります。

〈使用する薬品・費用〉
ビタミンC配合錠 約600円/月
トラネキサム酸ローション 5,500円/本
ハイドロキノン 3,300円・2,200円/本

〈治療期間〉
約6ヶ月~1年

〈考えらえる副作用・リスク〉
大きな副作用やリスクはありません

<炎症後色素沈着の治療>

炎症後色素沈着は、自然に消えていくケースが多いですが、残ってしまう不安を感じる場合は治療を行います。炎症後色素沈着は、まず炎症を落ち着かせることが第一です。刺激を与える状態が慢性化してしまうと治療を進めても治癒が望めなくなってしまうケースもありますので触ったり擦ったりは避けましょう。炎症が落ち着いた後は、色素細胞の活性化を抑えるためにハイドロキノンやトラネキサム酸などの外用薬を塗りメラニン色素の生成を抑制していきます。

<炎症後色素沈着治療の回数と料金>※保険適用外です

炎症後色素沈着は、外用薬や内服薬を使用すると6ヶ月~1年程度で消えることがほとんどですが、程度によっては時間がかかることもあります。内服薬は保険適用ですが外用薬は保険適用外です。

<炎症後色素沈着治療の副作用とダウンタイム>

外用薬や内服薬の使用での副作用やダウンタイムはありません。日焼けをしてしまうと赤みが引かず炎症を起こしたりわずかに痒みなどが残る場合もあります。

<炎症後色素沈着治療の施術後の注意>

炎症後色素沈着治療後は再発を防止するためにも、そして治療後の肌はより敏感になっていることを意識ししっかりと紫外線対策や保湿など日頃のケアが必要です。

当院で使用するシミの種類の機械

ALEX Ⅰ(Qスイッチアレキサンドライトレーザー)

ALEX Ⅰ(Qスイッチアレキサンドライトレーザー)

<厚生労働省承認機>
しみや青あざに対しての治療を目的に開発された、
米国キャンデラ社のQスイッチアレキサンドライトレーザーです。
厚生労働省から承認されている医療レーザーです。

< ALEX Ⅰの特徴>
Qスイッチアレキサンドライトレーザーは短時間で強力なエネルギーを発振することができるレーザー機器です。 正常な皮膚組織にダメージを与えることなく、選択的に色素疾患を治療することが可能なため、しみやそばかす、ADMやほくろなどの治療に優れています。

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザー

<厚生労働省承認機>
しみや青あざに対しての治療を目的に開発された、
米国キャンデラ社のQスイッチルビーレーザーです。
厚生労働省から承認されている医療レーザーです。

<ルビーレーザーの特徴>
Qスイッチルビーレーザーの波長はメラニン色素の吸収率が高く、高いパワーでのレーザー光で周辺組織を損傷させることなくメラニン色素だけを選択的に破壊してくれるレーザー機器です。色素疾患を治療するためにはメラニンだけに反応するレーザーが効果的です。

シミ治療施術の流れ

【診察(カウンセリング)】

施術前にお肌の状態を確認させていただき、患者さんに適した治療をご提案いたします。 可能な限り患者さんのご希望に沿うようにいたしますが、医師が当院の治療と合わないと判断した場合は、施術を行わないこともございますので、大変恐れ入りますがご理解の程をお願いいたします。施術日時を予約していただき、後日予約した日時にご来院ください。

【施術当日の流れ(来院前)】

レーザー治療を行う場合は、メイクを落とした状態で施術しますので、 当日はメイクを落とした状態でご来院いただけるとスムーズに施術が行えます。

施術当日の流れ(来院後)】

Qスイッチルビーレーザー治療器